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初めてのカチーン!!

養成校の1年生。

2月の体育はバレーボールです。

バレーボールやバスケットボールをするときに
日本では必ず得点板を使って点数を明らかにします。

しかし、カンボジアには得点板なんて
もちろん売っていません。

普段は、口で1対1とか。
2対1とか言いながらゲームをします。

でも、そのうちよくわからなくなって、
点数があやふやになり。。。
結果、勝ち負け適当。

まぁ、それはともかく、
点数の入り方がよくわかっていない。
(勝ち負け適当。ルールも適当。みたいな。)

ここは養成校。
点数の入り方やゲームのルールをしっかり
学生にわかってもらいたいという思いで
得点板を作ってみました!

じゃじゃん。
P2150641.jpg

外枠はよくプサー(市場)で売っている物干し竿。
得点をプリンターで印刷してラミネート。

なんと800円ぐらいでできました。



が!!しかしっ!!!
カウンターパートにこの得点板を見せたことろ…

てっきり喜んでくれると思ったのに
反応があまりよくない。。。

そして、、、

「これを使うなんてクチョルだ。」

と言われました。
※クチョル=怠けもの

簡単に言うと必要ないと言われたってこと。

一生懸命作ったのにさすがのわたしもカチーン!!!

初めて体育の先生に感情的になってしまいました。

「どうしてクチョルなの?学生はバレーボールの点数の入り方がよくわかっていない。得点板を使った方が学生にとってわかりやすい。」

と。すると、

「カンボジアは貧乏だからこんなものを買うお金はない。小学校にも得点板なんてない。口で数えたり土にかけば充分。これを使うのはクチョルだ。」

と。私も負けずに、

「たしかに、カンボジアの小学校は得点板は買えないかもしれない。でも、ここは養成校。ちゃんと得点板を使って点数の入り方やゲームのルールを教えるべきだ。カンボジアは今は貧乏だけど10年後にはもっと発展して得点板だって買えるようになっているかもしれない。その時、学生たちが得点の入り方やルールがわからないじゃ困る。」

と。すると、

「いったいこれを買うのにいくらかかったのか。」

って。

「自分で作ったから8ドルぐらいしかかかっていない。」

そう言うと、思ったより安いと思ったらしくちょっとびっくりした様子。それでも、

「でも、もし自分が8ドル持っていたら別のものを買う。」

って!!ルックルーもちょっとムキになっている様子。
私の方もさらにカチーン!!!!

「じゃぁ、この間、職場対抗バレー大会のときに学校が買ったシューズは何なの。1日の試合のためだけに6足も買って。そのお金の使い方の方が私はわからない。先生たちの娯楽のためにではなく、学生たちのためにお金を使うべきだ!!」

って言い返してしまいました。
(いざとなると苦手だと思っていたクメール語も出てくるものですね。笑)

それでもルックルーの言い分は変わらず。。。
いつも温和なルックルーの顔もその時ばかりは
カチンときたような厳しい顔。

たまらず、

「じゃぁ、この得点板は使わないってことね。」

と聞くと、

「さやが買ってくれてあるからこれは使う。でも、自分だったら買わない。」

と一点張り。。。
結局平行線。。。



私も少し考えさせられました。

ついつい感情的になってしまったけど、冷静に考えてみれば、外国から与えられるもの全てに「ありがとう」と、よく考えずにものを貰うカンボジア人がたくさんいる中、それは贅沢なものだと突っぱねるルックルー。

その感覚は素晴らしいと思った。

相談なく得点板を作ってしまった自分に反省。
作る前にちゃんと目的を告げ、
ルックルーにも手伝ってもらえばもっと違ったはず。

「自分だけで作った方が早いし、説明するのも面倒。」
と、一人で勝手にやってしまったことがよくなかったな~と。


とりあえず、ルックルーとの初めての言い合いは
お互い言いたいことを言って停戦しました。。。笑



そんなこんなでひと悶着あった得点板。

先日初めて出番がきました。
得点板を見た学生たちは

「これを使って試合をするの~!??」

と、うちらのひと悶着はいざ知らず嬉しそう。

周りにいた付属小学校の子どもたちも
得点板の近くにきて嬉しそうに
点数を裏返すのを手伝ってくれました。

試合中も得点板を見ながら大盛り上がり。

点数を意識しながらゲームをする
学生の姿を初めて見ました。



ルックルーが言うように、
カンボジアにとってはまだ贅沢品の得点板。

これを導入したことについては
間違っていたとは思いません。

カンボジアにあるもので作ったので、
学生にだってつくれます。

ただ、
「一緒に作る」
ってことを怠ったことについては
すごく後悔しています。

時間がかかっても、面倒でも、
「一緒にやる」
ってことをこれからは大事にしていこうと思います。


ちょっと真面目な話でした♪♪


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